端末利用同意書

同意書について (補足説明)

1 飯田市から借りた学習用パソコンは、授業や学校生活のために使います。家に持ち帰った場合は、勉強をするために使います。

 飯田市教育委員会から借りた学習用パソコンは、学校の授業で学習したり学校生活のために使ったりします。必要に応じて、家庭でも学習用として使います。 学習に関係のない内容のWEBサイトやサービスについては随時フィルタリングで制限をしています。

2 学校で決められたルール(きまり・約束)を守って大切に使い、使う時は、目と画面を30㎝以上離し、30分に1回は目を休めます。

 学校で決められた使用上のルール(きまり・約束)を守って学習用パソコンを使い、使う時は、良い姿勢を保ち、目と端末の画面との距離を30㎝以上離し、30分に1回は遠くを見て目を休めます。 生活の中で情報端末(スマホ・タブレット・パソコン)の利用が増えたり、当たり前になってきたりしている社会ですので、上手な付き合い方や自分の体を守る方法を学んで、身につけてほしいと思います。

3 学習用パソコンは本体、付属品(電源アダプタ、キーボード等)を元の状態にして中学校卒業時に返却します。破損や紛失のないよう、大切に管理します。持ち運ぶ際はバッグ等で保護し、通学カバン(ランドセル)に入れます。

 故障や破損、紛失が年々増えてきています。落下による破損や雑な扱いによるものが多く見受けられます。机から落下したり、手で持ち運んでいて落としたり、手さげカバンや図書袋に入れていてぶつけて破損したり、カバンの中でお茶をこぼしたりする事例ありました。置き場所や扱い方に気をつけるとともに、持ち運ぶ際にはバッグ等で保護し、通学カバン(ランドセル)に入れるようにしてください。

4 Wi-Fiに接続するときは、暗号化されていないフリーWi-Fiや、管理者が不明なアクセスポイントには接続しないようにします。

 学校と家庭でのWi-Fiの接続が基本になると思いますが、Wi-Fiに接続する場合は暗号化されている(パスワードを求められる)もの以外には接続しないようにしましょう。管理者が不明なフリーWi-Fiなどは通信の内容やデータなどが盗み見られる可能性がありますので、使用しないようにしましょう。

5 クラウドサービス(Googleなどの海外サーバも含む)を使った学習を行います。アカウント名やパスワードは他の人に知られないようにします。使い終わったら必ずログアウトします。

 クラウドサービスは、インターネットがつながればどこからでも利用できる一方で、アカウント名とパスワードが分かれば第三者でもアクセスできてしまいます。情報漏洩を防ぐためにアカウント名やパスワードは他の人に知られないように自分で管理できるようになってほしいと思います。また、使い終わった時は、必ずログアウトするなど、情報漏洩に対する知識や習慣を身につけてほしいと思います。

6 ほかの人の作品や表現を大切にし、個人情報や写真をネット上にのせないようにします。

 同時共同編集やクラウドのサービスを使って学習する中で、自分以外の作品や表現に触れる機会が多くなります。自分自身のプライバシーの保護も大切ですが、他人の肖像権や著作権についても考える必要があります。年齢が上がり、自分で自由に使えるスマホを持った時にSNSなどで人を傷つけたり、余計なトラブルに巻き込まれたりしないためにも、学校や保護者の管理下で学習用パソコンを使う中で、安心・安全に情報端末を利用する力をつけてほしいと思います。

7 いつ、どんなアプリを使い、どのホームページを見たのかを記録されていることを知った上で使います。学習以外で使うと、アカウントが使えなくなることがあります。

 児童生徒の利用状況については、フィルタリングソフトや管理コンソールで把握、記録しています。学習と関係ない利用や、不適切な利用については学校と協力して状況確認と指導をします。改善が見られない場合や悪質な場合には、一時的に利用を制限することがあります。アンケートなどでは「気をつけている」と答えても、実際に目の前に端末があると「自分を制御できない」お子様も多いと思います。頭で分かっていても実行できないのであればあまり意味がありません。時には失敗もすると思いますが、その都度担任の先生や保護者と話し合って、正しい情報端末との付き合い方を身につけ、自分で自分をコントロールできるような状態になって中学校を卒業して欲しいと思います。

8 学習用パソコンの故障や紛失やトラブルなど、困ったことがあったら、すぐにお家の方や先生に連絡します。

 情報社会との付き合い方が、まだまだ未熟な子ども達です。時には困ってしまうことや、失敗してしまうこともあるかと思います。そんな時は、まず立ち止まって、身近な信頼できる大人に相談できるようになってほしいと思います。とはいえ、インターネットの世界は一度の失敗が一瞬で世界中に広まったり、情報が消せず、取り返しのつかないことになったりします。何かトラブルや困ったことがあれば、なるべく早く連絡するようにしてください。

お子様のGoogleアカウント

 飯田市教育委員会では、一人一台の学習用パソコンを整備しています。また、Googleのクラウドサービスである「Google for Education」を利用するために全ての児童生徒にGoogleアカウントを用意しています。これにより、「Classroom」「ドキュメント」「スプレッドシート」「スライド」「Jamboard」などの機能が利用可能になり、授業の中で同時共同編集を用いた対話的な学びなどが行われます。

貸与されている端末型番

導入時期によって異なる種類の端末を導入しています。

 ASUS社Chromebook C214MA-BU0029

 富士通社Windows ARROWS Tab Q507/ARROWS Tab Q508/ARROWS Tab Q509

 NEC社Chromebook Chromebook Y2

端末背面のシールで確認することができます。操作方法等は若干異なりますが、機能やできることに大きな差はありません。

貸与されている端末番号

 端末を管理するために「端末番号」を決めています。各学校ごとに台帳を作成し、どの端末を誰に貸与しているのか、利用可能な時間、フィルタリングの設定などをしています。

これまでの修理回数

  年々、故障や破損の件数が増えてきています。利活用や持ち帰りが増えれば仕方ない部分もあるとは思いますが、飯田市から貸与されているものであるということ、中学校卒業時には付属品も含め返却するものであるということを改めて確認していただくとともに、保護者の皆様にはお子様の利用状況を把握していただき、大切に使うことを呼びかけていただくようお願いいたします。